アンミカの北朝鮮痛烈批判にドン引き
先日、日本テレビの情報番組「ミヤネ屋」を見ていたら、特集されている北朝鮮問題に対し、声を荒げてしつこく痛烈批判を繰り返していた女性を発見。近年、よくテレビで見かけるアンミカ氏がその人だ。
右上テロップに映った状態で、VTRに入るナレーションに被りながらも金正恩(キム・ジョンウン)に対し、アンミカ氏は「ミサイル飛ばすな!」「ミサイルのお金を国民に使え!」「ちゃんと発展しろ!」など、他にもいろいろと執拗に非難を繰り返していた。画像参考。(動画が無いのが悔しい)
異常なまでに執着心のある批判シーンを見て、筆者はすぐに「この女性は韓国人なのでは?」と勘付いた。ひょっとして、アンミカの「アン」とは、サッカー選手のアン・ジョンファン、プロゴルファーのアン・ソンジュなどと同じ「アン(安)」なのではないか。
検索してみると、やはり「韓国のチェジュ島(済州島)出身の韓国人」という情報が出てくる。「やっぱり」と思ったが、同時にこのアンミカ氏に対して怒りと嫌悪感が湧き上がってしまった。
北朝鮮は韓国と違って、中国やロシアと接している地政学的に難しい状況にあるが、韓国人はその同族の事情を少しも配慮する事なく頭ごなしに責め続ける冷酷さをもつ。アンミカもその一人。
金正恩を批判したところで、韓国は終戦/統一に向けた備え/計画性などは何もない。独立国家として一度も中国ロシアと接した歴史を経験した事がない韓国人が北朝鮮を批判できる立場ではないはず。
そして、その朝鮮半島を中国やロシアから守っていた戦前の日本に対しても、何一つ理解しようともせず、責め続けるばかり。そして、とうとうその遺恨があるはずの日本で、同族の異常性を巻き散らすようにアピールするまでに至ってしまった。
昔の韓国人は日本で北朝鮮批判などしなかった
かつての韓国人は、日本国内で北朝鮮を擁護するようなスタンスをとっていた。やはり、歴史的な遺恨がある日本で、同民族を否定する事に「恥ずかしさ」「うしろめたさ」のような感情があったように思う。
しかし、韓国の日本に対する「歴史利用」が通用しなくなった事で、最後の利用材料として北朝鮮問題に寄生する必要が出てきた。
「北朝鮮を利用してでも日本と協力関係を強化しないとマズい」。それが多くの韓国人に認識されるようになり、日本で北朝鮮批判を騒ぐ韓国人を多く見るようになった。
ユン・ソンニョル大統領においては、日本での首脳会談後、いかに同族北朝鮮が異常な人達なのかを日本の世論に訴えるようにスピーチするまでに至ってしまった。
それは韓国大統領で初の事で、ほとんどの日本人は、そういった「韓国の変化」に気づいていない。
北朝鮮の状況と南北分断について確認
- 北朝鮮の周辺国は強国ばかり。国境を接する国が、GDP2位の中国と、資源国トップのロシア。そして、韓国と戦争状態が続き、その韓国にはGDPトップのアメリカが存在。さらに、GDP3位(円安だと4位?)の日本が海を隔てて存在。
- つまり、北朝鮮はGDPトップ3の大国に囲まれ孤立する難しい状況。韓国のように、アメリカや日本が助けてくれるような存在はナシ。
- 北朝鮮が発展しようとせず、同志であるはずの中国やロシアとの貿易さえ制限しようとするのは、その中国やロシアにのみ込まれてしまう事を恐れるため。その選択を「金成日→金正日→金正恩」と三代に渡って続けてしまう。
- 意味もなく鎖国していると体制を維持できないので、戦争/ミサイル開発に依存する状況。そもそも、ミサイル開発は中露の脅威を目的としたものでもあるはず。
- そもそも南北分断は、韓国が一方的に独自選挙を行い、すぐさま独立(建国)まで宣言した事が原因。韓国の建国日が1948年の8月15日で、北朝鮮が1948年9月9日。つまり、南北分断は韓国の意思によるもの。
- 韓国は「北部を中国/ロシアからの緩衝国として利用したい」が本音。北朝鮮は「平和的な統一」を呼びかけ続けたが、韓国はそれを無視し続けた。半島で孤立した北朝鮮は危機意識が増大し、統一のために戦争という手段しかなかった。
- そして、1950年6月25日に朝鮮戦争勃発。北朝鮮の侵攻が進んだが、戻ってきたアメリカ軍の力によって跳ね返される。
- 1953年、結局は南北分断のまま朝鮮戦争は休戦へ。以後、冷戦が終わっても、独裁者が2度死亡しても分断継続。そもそも韓国は南北統一に向けた計画性が何もない。財政的にも備えがなく財政破綻しそうになるレベル。1998年には実際に経済破綻。
韓国人の冷酷ポイントはコレ
- 朝鮮半島の第一問題は「中国やロシアの脅威からどのように朝鮮半島を守っていくか」という事。韓国は、戦前は日本を利用し、戦後は北朝鮮を防波堤利用して、中国やロシアの脅威をとぼけてきたが、やはりアンミカ氏も普通の韓国人と同様にとぼけながら同族批判。
- 韓国人は「戦前は日本が全て悪い」に続いて「戦後の分断が続くのは全て北朝鮮が悪い」として、中国やロシアの脅威から逃げ続けてきた歴史を「人のせいにしたい世論づくり」に必死になっているのが本質。
- 国力がついた韓国は、北朝鮮を含む朝鮮半島全体を守る意思を示しても良い段階に入っているが、いつまでも孤立する同族利用、アメリカ利用、戦前は日本利用。利用しながら人のせい。責任感ナシ。
- 疲弊した北朝鮮が経済利権を売り払って中国にのみ込まれていけば、次は韓国の番だが、韓国人はそんな事を考えようともしない。
- 北朝鮮は世界最貧国の一つ。大国に囲まれながら貧しさに耐え続ける同民族への優しさが完全に欠如。自分達のメンツを優先するだけの儒学思想。
- アンミカは韓国人なのに昔から日本在住。「南北統一」に向け、韓国に帰って韓国経済に貢献するような人ではない。そもそもキタを批判する立場にないはず。
すごくポジティブ思考の人らしいが
いろいろ調べると、このアンミカという女性はかなりのポジティブ思想らしく、すべてを良い方向に考える人だという。ならば、北朝鮮に対しても同様のポジティブ発想ができないものか。
北朝鮮の存在が「中国やロシアの脅威から守ってくれる存在」だと考えれば「感謝すべき存在」ともポジティブに考える事ができるはず。
しかし、そんな事はお構いなく頭ごなしに北朝鮮を全否定。彼女は自分にはポジティブらしいが、他者には冷たい。自分の身分を守るだけの儒教思想。
日本人にとっても胸糞悪い
韓国人が北朝鮮を頭ごなしに批判する事は、戦前に中露の脅威から犠牲を伴って朝鮮半島を守ってきた日本のご先祖様を批判している事と同じ。
韓国人は「韓国併合」を頭ごなしに全否定するが、そもそも韓国側が中国やロシアの脅威から自主防衛/自力発展できないとして韓国併合をしつこく求めてきたのが真実。
そして、日本の事情としては、日本列島に近い朝鮮半島がロシアや中国のような大国の領土になってしまう事を恐れていた。そうして韓国併合が実現し、資源、安全保障、雇用などの問題があり、満州進出、日中戦争につながっていった。
また、戦後にアメリカが朝鮮半島に存在するのも、ロシアや中国の脅威から朝鮮半島を守りたいため。しかしアメリカの存在も尊重せず「アメリカのせいで分断が続いている」「アメリカ出ていけ!」と反米意識も強い。米軍駐留費も負担しないと決めている模様。
韓国人は、日本やアメリカの事情に配慮しようとせず、都合よく利用し、時には避難するばかり。コリアン民族は儒教の教え通り、自分の身分を守るばかりで相手への思いやりがない。
その思いやりのなさがアンミカの北朝鮮批判。最近、この女性をテレビでよく見かけるが、真実を知ってから拒絶感が強く、チラっとでも見るのがキツい。
テレビに映るとすぐにチャンネルを変えるが、CMで出てきたりする。どの辺に人気なのかは知らないが、なんとかならないものか。
韓国は人を責め続ける事に躊躇がない
韓国ドラマでも「嘘をつく」「人を責め続ける」などのシーンが多発するが、これは韓国儒学の一つ。孔子の教えで「ウソをついてでも、人をだましてでも、家族(親)の身分を守りなさい」という「嘘をつく事を正当化する教え」によるもの。
そして、李氏朝鮮時代に激しい身分社会(奴隷社会)が続いた事で、何が何でも自分の身分を守ろうとする慣習が根付いてしまった。それが韓国の終わる事のない「反日」だったり、終わる事のない北朝鮮との対立だったりする。
また、韓国政治における与党と野党の対立、男女間対立なども「自分を守り、人を非難する国民性」の結果だったりする。
責任感が低い国民性
韓国人に「中国やロシアの脅威から朝鮮半島を守っていく」という責任感をもっている人はいない。戦前は「日本のせい」、戦後は「北朝鮮のせい」と常に人のせい。
こういった国民性は、韓国が深刻な問題を抱える出生率にも及ぶ。子供を産み育てるために必要なものは責任感であるため。
2023年の韓国の出生率「0.72」は世界ダントツ最下位で、日本の出生率「1.20(2023年)」を大きく下回る。韓国は全てを「人のせい」にしたところで、結局はブーメランになってしまう。
朝鮮半島のために生きる意志が低いのが韓国人
韓国人が北朝鮮との統一を願うのならば、皆が韓国内で働いて国益/国力をもたらし、統一に向かうような意志をもっているはず。堅苦しい考え方だが、やはり皆がそういった意識をもっていないと朝鮮半島は崩れていく。
しかし、一般的な韓国人は、自分の事しか考えてないような人がほとんど。アンミカ氏も、韓国の将来の事、南北平和など考えていない。
韓国人が韓国の発展を願っていないとも思えるデータもあり、例えば韓国では、求人が多いのにニート率が日本の2倍と異常に高く、実質的な無職も多い。
「兵役の義務」は果たすが、肝心な「勤労の義務」を果たそうとしない人が多い。韓国人が働かないため、外国人労働者が人口比で日本の2倍もある。
また、国籍離脱者も異常に多かったり、国籍はそのままでも国外移住したりする人も多い。その移住希望先が、アメリカのほか、韓国人が否定し続ける日本だったりする。
ご先祖様を大事にする「儒教の国」が韓国なのに、ご先祖様がつくった国を離れようとするのも韓国人。彼らは、自分の身分を守ろうとする儒教の価値観であるがゆえ、韓国で上手くいかなければ、自分の身分を守るため、すぐに国を捨ててしまう。
自分の事しか考えない混乱が起きやすいお国柄であるがゆえ、韓国ドラマが面白いとも言えるが。
戦後100年後はどうなっているか
戦争は国力がある方が勝利する。つまり、朝鮮戦争は、北朝鮮よりも圧倒的に国力がある韓国の勝利というのが結論であり、「この朝鮮戦争をどうするのか」の主導権は韓国にある。
しかし、同族を中露からの防波堤利用し続けたい韓国は、南北統一にはすっかり無関心。戦争にも統一にも備えないので、財政破綻してしまう始末。
韓国が対立を望んでいるため、恐らく北朝鮮は戦後100年たっても200年たっても貧しいままであり続ける事になる。韓国は同族の孤立状態を維持するため、貧困など関係なく頭ごなしに責め続けるに違いない。
この悲惨な現状こそ、一番の韓国ドラマと言える。北朝鮮の復讐劇が始まれば、完全に韓国ドラマの始まりだ。