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フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンの販売台数・売上高・営業利益・純利益の推移

 2022年07月
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Volkswagen Groupの連結決算:通年の売上推移

フォルクスワーゲン・グループの販売台数の推移と売上高・営業利益・純利益・利益率の推移
年度 売上高・収益
[世界販売台数]
営業利益
[営業利益率(%)]
純利益・最終損益
[純利益率(%)]
2000年 831.27億ユーロ
[516万台]
40.24億ユーロ
[4.8%]
26.07億ユーロ
[3.1%]
2001年 885.40億ユーロ
[510万台]
54.24億ユーロ
[6.1%]
29.15億ユーロ
[3.3%]
2002年 869.48億ユーロ
[499万台]
47.61億ユーロ
[5.5%]
25.97億ユーロ
[3.0%]
2003年 848.13億ユーロ
[502万台]
16.05億ユーロ
[1.9%]
10.03億ユーロ
[1.2%]
2004年 889.63億ユーロ
[514万台]
16.20億ユーロ
[1.8%]
7.16億ユーロ
[0.8%]
2005年 939.96億ユーロ
[519万台]
25.38億ユーロ
[2.7%]
11.20億ユーロ
[1.2%]
2006年 1048.75億ユーロ
[572万台]
20.09億ユーロ
[1.9%]
27.50億ユーロ
[2.6%]
2007年 1088.97億ユーロ
[619万台]
61.51億ユーロ
[5.6%]
41.22億ユーロ
[3.8%]
2008年 1138.08億ユーロ
[625万台]
63.33億ユーロ
[5.6%]
46.88億ユーロ
[4.1%]
2009年 1051.87億ユーロ
[633万台]
18.55億ユーロ
[1.8%]
9.11億ユーロ
[0.9%]
2010年 1268.75億ユーロ
[720万台]
71.41億ユーロ
[5.6%]
72.26億ユーロ
[5.7%]
2011年 1593.40億ユーロ
[836万台]
112.70億ユーロ
[7.1%]
154.09億ユーロ
[9.7%]
2012年 1926.79億ユーロ
[927万台]
115.10億ユーロ
[6.0%]
217.16億ユーロ
[11.3%]
2013年 1970.07億ユーロ
[973万台]
116.71億ユーロ
[5.9%]
90.65億ユーロ
[4.6%]
2014年 2024.58億ユーロ
[1013万台]
126.97億ユーロ
[6.3%]
110.68億ユーロ
[5.5%]
2015年 2132.92億ユーロ
[990万台]
-40.69億ユーロ
[-1.9%]
-13.61億ユーロ
[-0.6%]
2016年 2172.67億ユーロ
[1030万台]
146.23億ユーロ
[6.7%]
51.44億ユーロ
[2.4%]
2017年 2306.82億ユーロ
[1077万台]
138.18億ユーロ
[6.0%]
116.38億ユーロ
[5.0%]
2018年 2358.49億ユーロ
[1090万台]
139.20億ユーロ
[5.9%]
121.53億ユーロ
[5.2%]
2019年 2526.32億ユーロ
[1097万台]
169.60億ユーロ
[6.7%]
140.29億ユーロ
[5.6%]
2020年 2228.84億ユーロ
[930万台]
96.75億ユーロ
[4.8%]
88.24億ユーロ
[3.9%]
2021年 2502.00億ユーロ
[888万台]
192.75億ユーロ
[7.7%]
154.28億ユーロ
[6.2%]
2022年 2792.32億ユーロ
[826万台]
221.24億ユーロ
[7.9%]
158.36億ユーロ
[5.7%]
出所:Volkswagen Group。日本円表記は1ユーロ=130円で換算。このデータはグループ全体のデータ。
フォルクス・ワーゲングループの2000年から2022年までの営業利益率の平均が4.8%。比較として、トヨタの1999年から2022年までの営業利益率の平均が7.0%。M・ベンツの2007年から2022年までの営業利益率の平均が7.5%、BMWの1998年から2022年までの営業利益率の平均が7.5%。
  • 2008年のアメリカ発金融危機(リーマンショック)やギリシア危機(ユーロ危機)の不況を赤字なしで乗り切る。なお、競合のトヨタは2008年に-4370億円の最終赤字。
  • 2015年度はディーゼル車の排ガス不正問題が発覚し、最終赤字へ。この排ガス不正関連の費用は2018年まで計上。
  • 販売台数が減少傾向。2022年は、トヨタの販売台数1048万台に対し、VWグループは826万台。200万台以上の差となる。
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Volkswagen Groupの財政と経営状況

フォルクスワーゲン・グループの財務状況の推移:総資産・純資産・自己資本比率の推移
年度 総資産
[現金・手元資金]
負債総額
[金融負債]
自己資本・純資産
[自己資本比率(%)]
2000年 925.65億ユーロ
[21.56億ユーロ]
2005年 1330.81億ユーロ
[79.63億ユーロ]
1094.81億ユーロ
[620.06億ユーロ]
236.00億ユーロ
[17.7%]
2010年 1993.93億ユーロ
[186.70億ユーロ]
1506.81億ユーロ
[770.11億ユーロ]
487.12億ユーロ
[24.4%]
2015年 3819.35億ユーロ
[204.62億ユーロ]
2919.94億ユーロ
[1456.05億ユーロ]
899.91億ユーロ
[23.5%]
2020年 4971.14億ユーロ
[334.32億ユーロ]
3683.31億ユーロ
[2034.57億ユーロ]
1287.83億ユーロ
[25.9%]
2021年 5286.09億ユーロ
[391.23億ユーロ]
3824.55億ユーロ
[2102.02億ユーロ]
1461.54億ユーロ
[27.6%]
2022年 5647.72億ユーロ
[291.72億ユーロ]
3864.45億ユーロ
[2331.93億ユーロ]
1783.27億ユーロ
[31.6%]
出所:Volkswagen Group。金融負債は、決算報告書の「Financial liabilities」のデータ。その中に有利子負債を含む。
  • 2000年から2020年までの間に資産規模が3.1倍に成長。比較として、トヨタが3.4倍、ベンツが1.4倍。
  • 自動車販売推進目的の金融サービス部門が大きいため、負債総額が多くなる。トヨタやホンダなども同様。

連結社員数と開発投資について

VWの全従業員数、設備投資費、研究開発費
年度 従業員数(連結) 設備投資費 研究開発費
2010年 39万9381人 74.25億ユーロ 62.57億ユーロ
2020年 30万7342人 135.96億ユーロ 138.85億ユーロ

ブランド別の業績

【2021年度】フォルクスワーゲングループのブランド別の生産台数・売上高・営業利益・利益率の成績
ブランド 生産台数 売上高
[営業利益:利益率(%)]
VW
(ドイツ)
457万5415台 761.27億ユーロ
[25.03億ユーロ:3.3%]
アウディ
(ドイツ)
157万2019台 530.68億ユーロ
[55.46億ユーロ:10.5%]
ランボルギーニ
(イタリア)
8303台
ドゥカティ
(イタリア)
5万9214台
シュコダ
(チェコ)
80万1910台 177.43億ユーロ
[10.83億ユーロ:6.1%]
セアト
(スペイン)
42万3597台 96.14億ユーロ
[-2.33億ユーロ:-2.4%]
ポルシェ
(ドイツ)
28万3128台] 302.89億ユーロ
[50.06億ユーロ:16.5%]
ベントレー
(イギリス)
1万4788台 28.45億ユーロ
[3.89億ユーロ:13.7%]
トレイトン
(ドイツ)
26万8768台
出所:Volkswagen Group
  • 競争が激しい大衆車部門のフォルクスワーゲンやセアトの利益率が悪い。
  • 高級車部門のアウディ、ポルシェ、ベントレーなどの利益率は高い。
  • 業績推移を分析すると、フォルクスワーゲンは大衆車部門のパワーが落ちてきている傾向がある。
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3大巨大市場の成績

ヨーロッパ、中国、アメリカは自動車巨大市場。その3つのエリアの成績。

フォルクスワーゲンのヨーロッパ、中国、アメリカの販売台数の推移
年度 ヨーロッパ/販売台数
[欧州シェア(%)]
中国/販売台数
[中国シェア(%)]
アメリカ/販売台数
[米国シェア(%)]
2015年 400万台
[22.9%]
354万台
[14.4%]
60万台
[3.4%]
2016年 406万台
[26.8%]
397万台
[14.2%]
59万台
[3.4%]
2017年 416万台
[26.7%]
419万台
[14.4%]
62万台
[3.6%]
2018年 415万台
[26.6%]
417万台
[15.0%]
63万台
[3.6%]
2019年 386万台
[24.5%]
423万台
[16.4%]
65万台
[3.8%]
2020年 304万台
[25.5%]
380万台
[15.0%]
57万台
[3.9%]
2021年 339万台
[28.8%]
330万台
[12.5%]
64万台
[4.3%]
2022年 303万台
[26.9%]
318万台
[11.8%]
56万台
[4.1%]
  • お膝元のヨーロッパでは、およそ新車購入者の4人に1人がVWグループ内の車を購入。
  • FCAとPSAが統合して誕生したステランティスが2021年度の欧州シェア20.2%で業界2位へ。フォルクスワーゲンに接近。
  • 欧州では、トヨタや、韓国勢のヒョンデ(現代)とKIA(起亜)の販売が好調で、VWグループはやや停滞ぎみ。なお、トヨタはハイブリッド車が好調で、ヨーロッパ内販売目標が150万台。シェア約10%が目安。
  • VWグループのグローバル販売台数は中国依存が強かったが、その中国でも販売台数が年々落ちてきている。
  • 一方、トヨタ、ホンダ、日産などの日系メーカーは中国での販売台数が増加傾向。
  • フォルクスワーゲンは、中国やヨーロッパでは強い力をもつが、力強く人口が増えるアメリカ市場での存在感が薄い。

日本の輸入車市場の成績

フォルクスワーゲン(単体)、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニの販売台数の推移
年度 VW(単体)
[日本シェア(%)]
アウディ
[日本シェア(%)]
ポルシェ
[日本シェア(%)]
ランボルギーニ
[日本シェア(%)]
2019年 4.6万台
[0.9%]
2.4万台
[0.5%]
7192台
[0.1%]
650台
[0.01%]
2020年 3.6万台
[0.7%]
2.0万台
[0.4%]
7284台
[0.2%]
600台
[0.01%]
2021年 3.5万台
[0.8%]
2.2万台
[0.5%]
7009台
[0.2%]
461台
[0.01%]
2022年 3.1万台
[0.7%]
2.3万台
[0.5%]
7158台
[0.2%]
563台
[0.01%]
  • 確認として、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニは、フォルクスワーゲングループのブランド。
  • 日本で売れるVWのモデルは「Tクロス」や定番の「ゴルフ」「ポロ」など。
  • 2022年度のM・ベンツの日本販売台数は5.3万台、BMW(単体)が3.2万台。それと比較すると、アウディやポルシェの売上台数は、やや少ない。
  • 日本ではランボルギーニの売上が増加傾向。比較として、2013年の売上台数が118台、2014年は170台だったが、2022年は563台を販売。2013年と比較して5倍に増加。
  • モデル別でいえば、BMWグループの「MINI」が日本売上台数トップ。2022年度は18771台を売上。
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3大メーカーと比較

販売台数1000万台プレーヤー「ビッグ3」を比較。

フォルクスワーゲン、トヨタ、ルノー・日産・三菱アライアンスの販売台数の推移
年度 VWグループ TOYOTAグループ ルノー日産三菱アライアンス
2017年 1074万台 1044万台 1063万台
2018年 1083万台 1060万台 1063万台
2019年 1097万台 1046万台 981万台
2020年 930万台 992万台 779万台
2021年 888万台 1038万台 745万台
2022年 826万台 1056万台 618万台
  • フォルクスワーゲンは、世界販売台数首位を目標に掲げ、ずっとトヨタを意識してきた経緯がある。
  • 2020年度からトヨタが世界トップとなり、VWグループは2位へ。2021年度はトヨタとの販売台数が150万台の差となっているが、これは半導体不足の問題だけではない。
  • ルノー日産アライアンスは、カルロス・ゴーンの拡大路線から方向転換。ひとまず数量を追わない方向にシフトしたことが販売台数の減少に直結。

VWのバッテリーEV戦略まとめ

  • 中核部品であるバッテリーは、2030年までにEV500万台に相当する年間240GW時(ギガワット)生産を目標。新車販売の6割をEVにする方針。
  • 2030年までに欧州に電池工場6か所建設。必要な車載電池をできる限り自社生産。
  • バッテリーメーカーのノースボルト(スウェーデン)と提携。EUの経済安全保障の観点からヨーロッパのエネルギー企業を育てる意向。
  • 生産するバッテリーは基本的に同一規格を採用。材料の大量調達・大量生産でコスト削減。車体への組み込みも簡素化。
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