飛ぶ鳥落とす勢いの楽天モバイル。
数年前までは止まった鳥しか落とせないと言われた楽天がモバイル市場で快進撃を続けている。
楽天モバイルの特徴は、やはり1GBまで無料。しかも20GB以上をどんなに使っても2980円。しかもワンプランでわかりやすい。
そいうこともあって、PCにつなぐテザリング用としてさっそく筆者も契約してみた。
そして、筆者が持っているFreetelのprioriシリーズ(2、3、4)を使ってテザリングで使おうとしているのだが、使えない機種と限定的に使える機種がわかった。
皆様にはそのへんを一応報告しておきたい。
楽天モバイルとフリーテルの相性
Priori2
まずFreetle Priori2は、楽天モバイルのSIMカードを刺したところで使うことはできない。
そりゃそうで、priori2は3Gまでしか対応しておらず、楽天の主戦場である4G(LTE)には対応していないため。
priori3
フリーテルのSIMフリースマホは、Priori3から4G(LTE)に対応している。
なので、楽天モバイルのSIMを刺せば使うことができるような気もするが、実際にそうしてみると使えなかった。
APN設定(アクセスポイント設定)を間違いなく正しくやったのだが、何時間待ってもネットにつながることはなかった。
ahamoはどうか?
筆者はahamoも契約している。さっそく、priori3にSIMカードを刺してAPN設定。すると、認識するまで1時間くらいかかったがデータ通信のみ使うことができた。ただし、音声通話はできなかった。原因は不明。筆者のスマホに故障があるのかも。
povoはどうか?
priori3にpovoを使ってみたが、使うことができなかった。auでもそうだが、ドコモなどとは違うタイプの通信方式なので、使用できないのだと思う。
Priori4
Priori4は楽天モバイルのデータ通信が使えることが確認できた。普通にスマホでYouTubeとかも快適に見れるし、テザリングも全く問題なかった。
楽天はまだネットワークが不十分なはずだが、テザリングも快適そのものだった。
ただし、音声通話がどうしても使うことができなかった。この原因は不明。
注意してほしいのが、SIMカードを挿入してから電源を入れてネットにつながるまで10分から30分くらいかかってしまうこと。
どう頑張ってもそのくらいの時間がかかることがわかった。これは楽天モバイルの問題ではなく、priori4にも問題がありそう。
短気な人はつながらないからといってすぐ諦めてしまうかもしれないが、30分くらいは気長に待ってみてほしい。
なお、筆者は今後メインのテザリング用としてOCNモバイルONEから楽天モバイルに乗り換えることを決めたのだが、三木谷氏には最高レベルで感謝している。あと米倉涼子も。
ahamoは?
priori4にahamoのsimカードを刺してAPN設定をすると、30分くらいの時間がかかるが使うことができた。ただし、priori3と同じようにデータ通信のみであり、音声通話に関しては使えなかった。原因は不明。
povoは?
povoをpriori4に刺してきちんとAPN設定したが、どんなに待っても認識しなかった。
priori5はどうか?
FREETELのpriori5は筆者は持っていないのだが、ネットで調べるとpriori5は楽天モバイルが使えるという書き込みがあった。ただし、それが真実かはわからない。
さらに詳しい確実な情報をいろいろ調べているのだが、やはりこのpriori5スマホをもっている人が少ないので情報がかなり不足している。なので今回は結論を出さないことにしよう。
なお、楽天は2017年9月に「FREETELの格安SIM事業」を買収していて、2018年1月にその「FREETELのSIM事業」を楽天モバイルブランドに統合している。
そして、FREETELのpriori5は2018年初頭に発売されたスマホなので、時期的に言えばPriori5が楽天モバイルに完全に対応している可能性は、そりゃ高いような気がする。