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清原和博と渡部健

不祥事後に芸能界に復活できる人とできない人の違いとは?

清原和博と渡部健

芸能人やミュージシャン、スポーツ選手の不祥事と言えば、

  • 大麻や覚せい剤などの薬物問題
  • 飲酒運転、ひき逃げ
  • 不倫や強制性交などの性の問題
  • 脱税などお金の問題

などが定番。しかし、同じような不祥事でも少し内容が違ったり、事件を起こした人のキャラが違うだけで、世論の受け止め方はずいぶん違ってくる。

そして、そのちょっとした違いが、その後に業界に復帰できるかできないかの違いにもつながっている模様。では、不祥事を起こして業界に復帰できる人とそうでない人の違いは何か。

業界復帰?している人

清原和博

2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕された清原和博氏。やはりプロ野球界のレジェンドなので当時は相当話題になり、情報系TV番組ではこの話題でもちきりだった。

フジテレビお昼の情報番組「バイキング」となると2時間番組の中で1時間半は清原氏関連を連日取り上げており、これは日大アメフト部問題以来のしつこさだった。

そんな清原氏だが、現在ではYouTuberとして連日かなりのアクセス数を獲得し、2021年7月にはとうとうテレビの野球解説にも復帰している。これは復活といっていいレベルだろう。

地に落ちたイメージが回復したような状態になったのはなぜだろうか。

  • 野球ファンの支持率高い
  • 同僚の桑田とのPL学園時代、高校球児時代のレガシーが偉大すぎて忘れられない。
  • 大魔神佐々木、金本、藤川球児、元木など友人が多く、孤立できない。
  • 大柄で強面なので、弱さを見せられると助けたくなる。

おおまかに言えば、こういった理由だろう。清原さんは極端に大柄で怖いので、そんな人が弱みを見せてくれるとどうしても安堵感をもつようになり、最終的に共感したくなったりする。

これは一種のストックホルム症候群みたいなものかもしれない。(ストックホルム症候群とは、人質が恐ろしい犯人から優しくされたことで逆に犯人に好意をもってしまう現象)。

高校野球と友人と強面。そういったことが業界復帰につながっているのではないだろうか。

狩野英孝

未成年と肉体関係をもったことが明らかになり、謹慎処分となった狩野英孝氏。ウィキペディアによると結婚後にすぐ浮気してすぐ離婚しているという。

彼をたまにTVで見かけることがあるが、ということは復活しているのだろう。そして彼はあまり批判されていないような気がするが、それは問題に事件性が低いことと、やはり性格的な「天然さ」が影響している。

要は愛すべきおバカさんというキャラとなってしまっているので、あまり批判されていないのだろう。不祥事起こしてもアホならOK!これが芸能界では重要だったりする。

徳井義実

納税を怠ったとして問題となったチュートリアル徳井義実氏。現在は芸能活動を再開しており、レギュラー番組だった「今夜くらべてみました」にも復帰している模様。

単にお金にだらしないという話しであり、人を傷つけるような事件ではないので、復帰も早かったのかもしれない。他に「イケメンだから」という説もあり。

飛鳥涼(チャゲアス)

2014年に覚醒剤取締法違反で逮捕されたChage and ASKAの飛鳥涼氏。

女性がらみもあってかなり話題となったが、現在ではチャゲアスの曲は問題なく番組で使用されていたり、覚醒剤とは違う話題でワイドショーなどで取り上げられていたりする。

ということは復活?したということでいいのだろうか。

覚醒剤を自分だけで使用しただけでなはなく、交際相手の女性にもすすめているので事件に対する深刻性は高いのだが、それでも芸能界から完全に忘れられることができない理由はやはり音楽の力に違いない。

筆者も「はじまりはいつも雨」を聴くなる時が半年に1回ペースであるが、音楽がもつ力がASKA氏をポジティブな方向へと導くのかもしれない。

槇原敬之

「どんなときも」「もう恋なんてしない」のヒット曲でお馴染み槇原敬之氏は1999年8月に覚醒剤所持が発覚で逮捕。

その槇原敬之さんも釈放後はコンサート活動や作曲活動を再開し復活していた。これもやはりASKA氏と同じように音楽の力という事に違いない。

2018年3月に、再び覚醒剤と危険ドラッグ所持の容疑で逮捕されて以降、活動を自粛しているようだが、例え本人の活動はなくても、彼が残した楽曲はメディアで使われ続けるはず。

袴田吉彦

アパホテル不倫が伝えられた袴田吉彦さん。結果的に離婚し、奥さんや子供のことを考えると最悪だが、やはり「アパホテル不倫」というのが面白かったのですぐにテレビ復帰してしまった。

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業界復帰が難しい人

ベッキー

ゲスの極み乙女のボーカル川谷絵音との不倫略奪愛が報じられたベッキー氏。現在もテレビでたまに見る程度だが、完全復活といえるレベルでは全くない。やはり略奪愛は世間からの嫌悪感が強いらしい。

布袋寅泰と山下久美子の夫婦関係を壊したみたいに言われている今井美樹さんのケースにおいても、かなり批判が根強いのだが、やはり略奪愛による「家庭を壊す系」の話しは特に女性方面から批判が多い模様。

なお、ゲスの極み乙女の川谷氏は、ベッキーとは違って復活が早かった。やはりこれも音楽の力なのだろうか。

沢尻エリカ

東京都目黒区の自宅で合成麻薬を所持したとして、麻薬取締法違反罪に問われた女優の沢尻エリカ被告(当時33歳)。

今だに芸能界に復帰できていないようだが、理由としてイメージあってナンボの女優さんが、ドラッグのイメージがつくのはまずい。

そして、スポンサーなど多くの人に迷惑かけてしまい、業界から恨みを持たれてしまっているのかもしれない。やはり復帰は難しいと言える。

伊勢谷友介

自宅で大麻を所持し、大麻取締法違反の疑いで逮捕された俳優の伊勢谷友介容疑者(当時44歳)。

やはりドラマや映画に多数出演していた俳優だけあって、不祥事によって多くの人に迷惑をかけてしまうことに。そもそも伊勢谷氏には人間性的に誠実さに欠けるように思える。完全復帰は難しい。

ピエール瀧

ピエール瀧氏は2019年3月12日にコカイン事件で逮捕されているが、現在まで芸能界復帰という形にはなっていない。やはりあまりにも業界に迷惑をかけているので拒絶感が強いのかもしれない。

そして、電気グルーヴの石野卓球氏が当時所属していたソニーミュージックと揉めたらしく、それが原因で復活が難しくなっているのかもしれない。やはり大手を敵に回すときつい。

宮迫博之

2017年に不倫発覚で「オフホワイト」発言。その後、闇営業問題で謹慎している宮迫博之氏。その後YouTuberとして活動しているがテレビ業界復帰は難しくなっている。

これは吉本興業と対立したことが原因だと言われるが、他にはプライドが高そうなところが業界復帰を難しくしているのではないだろうか。

そもそも視聴者が宮迫さんのTV復帰を期待しているかどうかも不明。

渡部健

2020年にトイレ不倫が発覚して日本国民から拒絶されてしまった渡部健氏。

不倫について言えば、アパホテルの袴田吉彦氏と同じカテゴリーの不祥事だと思われるが、「現場がトイレだったこと」「浮気のレベルが病気的であること」「美人妻を裏切ったこと」「紳士的に見える一方で女性に冷たかったこと」

いろいろな異常性が重なりすぎて、世間から嫌悪感をもたれてしまった。

そして、早期にすべきだった謝罪会見をせずに逃げてしまったので世間の不満が漂い続け、世の中からの嫌悪感が大きくなってしまったのではないだろうか。

渡部氏はプライドが高いことが世間から反発をもたれてしまう理由かもしれない。

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業界復帰しやすいケース、しにくいケースまとめ

  • 音楽やスポーツなど過去の遺産をもっている人は復帰しやすい。
  • 孤立することが難しいくらい人脈が多い人は復帰しやすい。
  • アパホテル不倫などの「面白い不祥事」ならば復帰しやすい。(TVに呼ばれやすい)
  • 不祥事とキャラが一致しているケースほど復帰しやすい。
  • アホキャラ、天然キャラほど復帰しやすい。
  • 迷惑をかけたレベルが高いほど復帰が困難になる。(当然だが)
  • ちょっとした浮気ならば復帰しやすいが、家庭を壊すような不倫や略奪愛系の場合は復帰は難しくなる。
  • プライドが高い芸能人は世間の反発も大きくなって復帰しにくい。(渡部健、宮迫博之のケース)
  • イメージとのギャップが大きいほど失望も大きくなって復帰が難しくなる。

不祥事を起こさないのが基本。しかし、不祥事がまったくない芸能界というのもつまらない。その真実を理解している人ほど、芸能界で長く仕事ができる人ではないだろうか。

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