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韓国ムンジェイン大統領

徹底的に北朝鮮を利用する韓国。南北分断は幸運だったのか

韓国ムンジェイン大統領
ムンジェイン大統領の政策というと北朝鮮政策が中核。南北統一に向けて常に北朝鮮の事ばかり考え、それまでの大統領がやらないような事をいろいろやっていた。

結果的に何も成果が得られなかったようだが、明らかになった事と言えば韓国は北朝鮮を利用したいということ。まさかの話しだが、韓国は北朝鮮問題の「解決」を望んでいない。「解決」よりも「利用」という存在になってしまっている。その現状を確認。

反日発作の悲劇

2019年7月、日韓徴用工問題において、請求権協定(1965年)を無視する韓国政府への対抗措置として日本政府は「ホワイト国除外」という強硬措置に出る。そして半導体素材関連の輸出管理規制で衝突。

その後の韓国の対応といえば真っ先にアメリカに仲介を求めた。韓国は日本と対立すると伝統的にアメリカの力で問題を解決しようとする慣習があるが、いずれにしても今回のアメリカは仲介に入ってくれなかった。

すると韓国のムン・ジェイン大統領は、北朝鮮問題を外交カードに使ってしまう。それが北朝鮮のミサイル関連軍事情報(GSOMIA:ジーソミア)。

つまり、「北朝鮮の軍事情報が欲しいのならば韓国に高待遇を与えろ」というのが韓国の対抗措置。

韓国は「北朝鮮問題を解決して統一したい」と希望をもつ人達だが、逆に北朝鮮の脅威をあからさまに「政治利用」しだしたというワケ。韓国は北朝鮮の脅威を解決したいのではないのか。

北朝鮮問題を利用するということは、北朝鮮がミサイル開発や核開発を続けてもらわないと困るということになる。

彼らがミサイル発射を止めてしまえば自動的にGSOMIAの効力が失われてしまう。それは困る。だからミサイル発射を続けてほしい。それを願うのが北朝鮮の敵国である韓国だったという異常現象。

いずれにせよ、通常ならば政治家がいつまでたっても北朝鮮の脅威に依存していれば、国民から「北朝鮮問題を解決する意志があるのか?」と批判されるはずなのだが、韓国では批判されたりしない。

なぜなら韓国では「北朝鮮の脅威を上手に利用して国益につなげていくべき」という世論が普通に確立しているため。

つまり、普通に考えると南北分断は悲劇のように思えるが、一方では、

  • 北朝鮮の存在はアメリカとの同盟関係をもたらす存在であり、安全保障だけではなく経済や外交的な恩恵も得られること。
  • 対立する日本との関係をつなぐ存在が北朝鮮であること。
  • 何より北朝鮮は中国やロシアをブロックしてくれる「防波堤」としての存在であること。

そういった理由により、北朝鮮問題は「解決したい存在」ではなく、すっかり「政治利用すべき存在」という認識なワケ。

南北分断の悲劇さえ依存しないといけない大韓民国。この真実を知ってしまうとキツい。

GSOMIAが初ではない

念のため確認しておくが、韓国が日本に対して北朝鮮問題を政治利用するのはGSOMIAが初めてではない。例えば、韓国が日本から経済支援を求める時、北朝鮮を利用するのが基本戦略。

よくあるパターンで言えば、

「北朝鮮の脅威が続く中、東アジア安定のために、日本は韓国と協力しなければならない」

このような主張をして、日本に経済援助を求めるのがいつもの「K-スタイル」。ホワイト国除外の時もその主張をしていたが、まさに基本戦略通り。

米韓同盟はいつも北朝鮮

「はじまりはいつも雨」はチャゲアスだが、「はじまりはいつも北朝鮮」は韓国。

日本人の多くは韓国とアメリカの同盟関係に興味ないかもしれないが、一応確認しておくと、韓国はアメリカから経済支援を要求する時、北朝鮮の脅威を最大限に利用する慣習がある。

そもそも米韓同盟が存在しているのも北朝鮮の脅威が前提。韓国がやっているのは、北朝鮮問題を「政治利用」というレベルではなく「依存」というレベル。

そして、ずっと北朝鮮を利用してアメリカと外交していた韓国が、このたび日本と対立することになり、その日本に対してもGSOMIA(ジーソミア)という形で北朝鮮問題に依存してしまう状況に。

寄付金横領で告発されたユン・ミヒャンが徹底的に元慰安婦を利用していたように、韓国も南北分断で誕生したその存在を徹底的に利用し続けないとけない状況となっている。

朝鮮戦争から70年経過しているが、いつになったら韓国は北朝鮮問題に依存しない外交ができるようになるのだろうか。

はじまりはいつも北朝鮮。そんな曲は誰も聞きたくない。

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同族対立はいつまで続くのか

このままの対立をさらに30年続ければ朝鮮戦争は100年続く事に。これは中世におけるイギリスとフランスの百年戦争の現代版ということか。

「違い」といえば英仏百年戦争は世界の多くが当たり前のように争いをしていた時代の国家間戦争だが、韓国の場合は世界で戦争がなくなった時代の同一民族内戦争だという事。

朝鮮戦争は解決を望むものではなく、「決着をつけないようにする戦争」という特殊なものとなる。それが休戦という形。

世界に規律がもたらされた時代に、さらに遺恨を知る人がいなくなる中、同じ民族内で100年も憎しみ合っていれば、世界中から「完全に異質なもの」という結論が確立してしまう。

困難は多いが、韓国人が気にする自尊心・プライドを考慮すれば、より早い解決をしたほうが吉だと言える。

「中国やロシアにビビっているから同族と戦い続けている」

そういった事実が世界的に認識されたらそりゃマズい。Kポップも踊ってる場合じゃなくなる。

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