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中外製薬の業績推移:売上高・営業利益率・純利益・財務状況

CHUGAIの連結決算:通年の売上推移

中外製薬の業績推移:売上高・営業利益・純利益・利益率の推移
年度 売上高・収益 営業利益
[営業利益率(%)]
純利益・最終損益
[純利益率(%)]
2000年 2030億円 155億円
[7.6%]
2001年 2117億円 145億円
[6.8%]
2002年 2373億円 -201億円
[-8.5%]
2003年 2327億円
(本決算期変更により9か月間の成績)
284億円
[12.2%]
2004年 2946億円 514億円
[17.4%]
341億円
[11.6%]
2005年 3271億円 791億円
[24.2%]
536億円
[16.3%]
2006年 3261億円 583億円
[17.9%]
384億円
[11.8%]
2007年 3448億円 667億円
[19.3%]
400億円
[11.6%]
2008年 3269億円 515億円
[15.8%]
392億円
[12.0%]
2009年 4289億円 826億円
[19.3%]
566億円
[13.2%]
2010年 3795億円 662億円
[17.5%]
414億円
[10.9%]
2011年 3735億円 624億円
[16.7%]
352億円
[9.4%]
2012年 3912億円 764億円
[19.5%]
482億円
[12.3%]
2013年 4236億円 787億円
[18.6%]
508億円
[12.0%]
2014年 4611億円 758億円
[16.5%]
509億円
[11.0%]
2015年 4988億円 867億円
[17.4%]
611億円
[12.2%]
2016年 4917億円 768億円
[15.6%]
535億円
[10.9%]
2017年 5341億円 989億円
[18.5%]
727億円
[13.6%]
2018年 5797億円 1243億円
[21.4%]
924億円
[15.9%]
2019年 6861億円 2105億円
[30.7%]
1575億円
[23.0%]
2020年 7869億円 3012億円
[38.3%]
2147億円
[27.3%]
2021年 9997億円 4218億円
[42.2%]
3029億円
[30.3%]
2022年 1兆2599億円 5333億円
[42.3%]
3744億円
[29.7%]
出所:中外製薬、本決算は12月。
中外製薬の2004年から2022年までの営業利益率の平均が22.6%。比較として、武田薬品の2004年から2022年までの営業利益率の平均が16.7%、第一三共の2005年から2022年までの営業利益率の平均が11.1%、アステラスの2005年から2022年までの営業利益率の平均が16.8%。
  • 中外製薬は、日本国内初の外資系製薬会社。1925年に中外製薬の前身となる「中外新薬商会」を設立したのがルーツ。
  • 1990年代は、腎性貧血治療剤「エポジン」、好中球減少症などの治療剤「ノイトロジン」、急性前骨髄球性白血病治療剤「ベサノイド」などが売上を牽引。
  • 2002年、スイスのロシュ傘下に入り、以降は中外製薬の製品をロシュのグローバル顧客網を利用して販売拡大。また、ロシュから製品を導入し、日本国内で売上を伸ばす。シナジー効果あり。
  • 2004年、ドリンク剤や殺虫剤などで有名商品をもっていた一般医薬品事業を売却し撤退。
  • 2005年、キャッスルマン病や関節リウマチ向け治療剤「アクテムラ」発売。
  • 2018年、血友病治療薬 「ヘムライブラ」を発売。近年の稼ぎ頭へ。
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CHUGAIの財政・経営状況

中外製薬の財務状況の推移:総資産・純資産・自己資本比率・有利子負債の推移
年度 総資産
[現金・手元資金]
負債総額
[有利子負債]
自己資本・純資産
[自己資本比率(%)]
2000年 3401億円
[571億円]
1499億円 1902億円
[55.9%]
2005年 4564億円
[743億円]
881億円
[13億円]
3683億円
[80.7%]
2010年 5080億円
[651億円]
587億円
[なし]
4493億円
[88.0%]
2015年 7874億円
[1017億円]
1602億円
[7億円]
6272億円
[79.7%]
2020年 1兆2354億円
[2123億円]
2554億円
[なし]
9800億円
[79.3%]
2021年 1兆5386億円
[2677億円]
3506億円
[なし]
1兆1880億円
[77.2%]
2022年 1兆8697億円
[2221億円]
4454億円
[なし]
1兆4243億円
[76.2%]
出所:中外製薬
  • 中外製薬の財政的な問題は一切なし。
  • 株式時価総額は、2023年12月時点で9兆100億円。日本国内製薬メーカートップの企業価値。キラー医薬品をもち、利益率が高い事から投資家から高評価。
  • 比較として、武田薬品の2023年12月時点の株式時価総額は6兆4200億円、第一三共は7兆7700億円。

連結社員数と研究開発投資について

中外製薬の連結従業員数、平均年収、設備投資費、研究開発費の推移
年度 従業員数(連結) 平均年収 設備投資費 研究開発費
2005年 5280人 856万円 161億円 500億円
2010年 6709人 931万円 127億円 547億円
2015年 7169人 935万円 287億円 819億円
2020年 7555人 1100万円 752億円 1135億円
2022年 7771人 1214万円 618億円 1437億円
出所:中外製薬、平均年収は有価証券報告書提出会社の数値。
  • 中外製薬の平均年収は、国内製薬メーカートップの1214万円(2022年度)。女性が働きやすい社風があり、育休取得率も100%(2022年度)。
  • 会社規模に対して設備投資費用が多いが、これは完全子会社である「中外製薬工業」の浮間工場、宇都宮工場、藤枝工場向けへの投資が中心。それらの工場は、世界的にも最高レベルの医薬品製造技術をもつとされる。
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収益構造:セグメント別の成績

中外製薬の売上内訳:部門別の業績推移(2014年以降)
部門 2014年/売上高
[売上比率(%)]
2018年/売上高
[売上比率(%)]
2022年/売上高
[売上比率(%)]
医療用医薬品 4238億円
[91.9%]
5172億円
[89.2%]
1兆392億円
[82.5%]
タミフル 130億円
[2.8%]
107億円
[1.8%]
ロイヤルティ 242億円
[5.2%]
519億円
[9.0%]
1288億円
[10.2%]
出所:中外製薬
  • 主力となる医薬品は、血友病治療薬「ヘムライブラ」や乳がん治療薬「カドサイラ」。
  • 新製品である脊髄性筋萎縮症治療薬「エブリスディ」、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫治療薬「ポライビー」、視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬「エンスプリング」、加齢黄斑変性および糖尿病黄斑浮腫治療薬「バビースモ」なども売上高アップに貢献。
  • ロイヤルティ収入は、血友病治療薬「ヘムライブラ」関連が大きい。

国内医薬品メーカーの研究開発費

ロシュ/中外製薬と日本国内製薬メーカー研究開発費の推移
企業 2010年/研究開発費
[売上に対する割合(%)]
2015年/研究開発費
[売上に対する割合(%)]
2022年/研究開発費
[売上に対する割合(%)]
ロシュ
(スイス)
90.50億スイスフラン
[19.1%]
93.32億スイスフラン
[19.4%]
140.53億スイスフラン
[22.2%]
中外製薬 547億円
[14.4%]
819億円
[16.4%]
1437億円
[11.4%]
武田薬品 2889億円
[20.4%]
3459億円
[19.1%]
6333億円
[15.7%]
第一三共 1943億円
[20.1%]
2087億円
[21.2%]
3416億円
[26.7%]
アステラス 2173億円
[22.8%]
2257億円
[16.4%]
2761億円
[18.2%]
大塚HD 1645億円
[15.1%]
2010億円
[14.1%]
2752億円
[15.8%]
エーザイ 1450億円
[18.9%]
1223億円
[22.3%]
1729億円
[23.2%]
塩野義 509億円
[18.0%]
497億円
[16.0%]
1023億円
[24.0%]
出所:各メーカーの決算報告。
  • 中外製薬の研究開発費は、親会社ロシュ(スイス)の10%レベル。売上高に対する研究開発費の割合も比較的に少ない。
  • 1つの医薬品の成功で2万~3万件ほどの失敗の費用を回収する製薬業界で、中外製薬は親会社ロシュと共に、がん領域の開発を進める。
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