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世界自動車メーカーランキング2021

【2021年】世界自動車メーカー販売台数・売上・利益率ランキング

グローバル自動車メーカーの業績まとめ

【2021年度】世界自動車メーカー業績ランキング(販売台数が多い順)
順位 メーカー/売上高
[世界販売台数]
営業利益
[営業利益率(%)]
純利益・最終損益
[純利益率(%)]
1位 トヨタグループ
31兆3795億円
[1038万台]
2兆9956億円
[9.5%]
2兆8501億円
[9.1%]
2位 フォルクスワーゲンG
2502.00億ユーロ
[888万台]
192.75億ユーロ
[7.7%]
154.28億ユーロ
[6.2%]
3位 ステランティス
1494.19億ユーロ
[658万台]
151.26億ユーロ
[10.1%]
142.00億ユーロ
[9.5%]
4位 GM
1270.04億ドル
[629万台]
114.34億ドル
[9.0%]
100.19億ドル
[7.9%]
5位 ホンダ
14兆5526億円
[407万台]
8712億円
[6.0%]
7070億円
[4.9%]
6位 フォード
1363.41億ドル
[394万台]
105.89億ドル
[7.8%]
179.37億ドル
[13.2%]
7位 ヒョンデ(現代自)
117.61兆ウォン
[389万台]
6.68兆ウォン
[5.7%]
4.94兆ウォン
[4.2%]
8位 日産
8兆4246億円
[388万台]
2473億円
[2.9%]
2155億円
[2.6%]
9位 起亜自動車
46.52兆ウォン
[281万台]
2.01兆ウォン
[4.3%]
1.83兆ウォン
[3.9%]
10位 スズキ
3兆5683億円
[270万台]
1914億円
[5.4%]
1603億円
[4.5%]
11位 ルノー
462.13億ユーロ
[264万台]
13.98億ユーロ
[3.0%]
8.88億ユーロ
[1.9%]
12位 BMWグループ
1112.39億ユーロ
[252万台]
134.00億ユーロ
[12.0%]
124.63億ユーロ
[11.2%]
13位 M・ベンツ
1679.71億ユーロ
[242万台]
290.69億ユーロ
[17.3%]
233.96億ユーロ
[13.9%]
14位 マツダ
3兆1203億円
[125万台]
1042億円
[3.3%]
815億円
[2.6%]
15位 テスラ
538.23億ドル
[93.6万台]
65.23億ドル
[12.1%]
55.19億ドル
[10.3%]
16位 三菱
2兆389億円
[93万台]
873億円
[4.3%]
740億円
[3.6%]
17位 スバル
2兆7445億円
[73万台]
904億円
[3.3%]
705億円
[2.6%]
18位 BYD(中国)
2161.42億元
[73.0万台]
64.23億元
[3.0%]
30.45億元
[1.4%]
出所:それぞれ各メーカーの決算報告よりまとめ。海外勢は主に1月~12月末までのデータ。日本勢は主に4月~翌年3月末のデータ。中国メーカーはBYDのみを選出。
  • 販売台数の首位はトヨタグループ。ダイハツや日野自動車を含むグローバル売上台数。各自動車メーカーは、半導体不足などで販売台数が低下しているが、トヨタは販売台数を落としていない。
  • トヨタGは、2位のフォルクスワーゲングループと150万台の差をつけて首位。コロナ前の2019年度は、トヨタが1097万台の売上台数に対し、VWが1045万台。つまり、2年間で52万台の差から150万台の差で独走。
  • VWやGMは、かつては1000万台以上を販売するメーカーだったが、GMはアメリカ以外の製造拠点から次々と撤退しているため、その水準を回復するのは難しい。
  • ホンダや日産においても、販売台数が低下傾向。ホンダや日産は各地域の収益性が悪い工場閉鎖を進め、今後は共にアメリカとアジア(特に中国)に注力。
  • フォードは欧州工場の閉鎖を次々決行。お膝元のアメリカに注力。
  • 韓国のヒョンデ/キアグループは、中国で販売台数が激減しているが、それ以外の地域での販売数が伸びている。デザイン重視の割安なSUVを集中量産&集中販売。単品的にドカっと稼ぐ鉄板のKスタイル。
  • スズキ、マツダ、スバル、三菱などのメーカーにおいても、コロナ前2019年度と比較すると販売台数の低迷が続く。EVシフトの前に業績を改善し、財務強化につなげたい。
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売上高や利益率の順位

【2021年度】世界の自動車メーカーの売上高/営業利益/利益率ランキング(日本円換算)
順位 売上高ランキング 営業利益ランキング 利益率ランキング
メーカー
[売上高(円換算)]
メーカー
[営業利益(円換算)]
メーカー
[営業利益率(%)]
1位 フォルクスワーゲンG
[35兆280億円]
M・ベンツ
[4兆696億円]
M・ベンツ
[17.3%]
2位 トヨタグループ
[31兆3795億円]
トヨタグループ
[2兆9956億円]
テスラ
[12.1%]
3位 M・ベンツ
[23兆5159億円]
フォルクスワーゲンG
[2兆6985億円]
BMWグループ
[12.0%]
4位 ステランティス
[20兆9186億円]
ステランティス
[2兆1176億円]
ステランティス
[10.1%]
5位 フォード
[17兆7243億円]
BMWグループ
[1兆8760億円]
トヨタグループ
[9.5%]
6位 GM
[16兆5105億円]
GM
[1兆4864億円]
GM
[9.0%]
7位 BMWグループ
[15兆5734億円]
フォード
[1兆3765億円]
フォード
[7.8%]
8位 ホンダ
[14兆5526億円]
ホンダ
[8712億円]
フォルクスワーゲンG
[7.7%]
9位 ヒョンデ
[11兆7610億円]
テスラ
[8479億円]
ホンダ
[6.0%]
10位 日産
[8兆4246億円]
ヒョンデ
[6680億円]
ヒョンデ
[5.7%]
11位 テスラ
[6兆9969億円]
日産
[2473億円]
スズキ
[5.4%]
12位 ルノー
[6兆4698億円]
起亜自動車
[2010億円]
起亜自動車
[4.32%]
13位 起亜自動車
[4兆6520億円]
ルノー
[1957億円]
三菱
[4.28%]
14位 BYD(中国)
[4兆3220億円]
スズキ
[1914億円]
マツダ
[3.33%]
15位 スズキ
[3兆5683億円]
BYD(中国)
[1285億円]
スバル
[3.29%]
16位 マツダ
[3兆1203億円]
マツダ
[1042億円]
ルノー
[3.0%]
17位 スバル
[2兆7445億円]
スバル
[904億円]
BYD(中国)
[3.0%]
18位 三菱
[2兆389億円]
三菱
[873億円]
日産
[2.9%]
1ドル=130円、1ユーロ=140円、1ウォン=0.1円、1人民元=20円で換算。
  • 売上高ランキングでは、トヨタを抑えてフォルクスワーゲンがトップの35兆280億円(1ユーロ=140円で換算)。1ユーロ=130円で換算してもVWグループが売上トップ(32兆5260億円)。
  • メルセデス・ベンツグループは、わずか242万台の販売台数で世界3位の売上高。営業利益(4兆696億円)や利益率(17.3%)でもダントツトップ。
  • 売上高業界4位のステランティスは、保有ブランドの「JEEP」や「RAMトラックス」の売上が貢献。それらのブランドは1台あたり販売価格が高い。日本円で1000万円レベル。
  • ホンダ、日産、スズキ、マツダ、スバル、三菱などトヨタ以外の日本勢は、売上や利益、共に停滞中。半導体不足が解消したら、一気に攻めたい。
  • 韓国ヒョンデは、コロナ前の2019年度と比較して販売台数は60万台ほど下落しているが、売上高は若干の上昇。2019年の売上高10兆5740億円→2021年が11兆7610億円(1ウォン=0.1円換算)。収益性が高いSUVに注力してドカっと稼ぐ鉄板Kスタイルが理由。
  • 営業利益率は、高級車メーカーほど高い傾向。クルマ1台あたりの利益は、例としてベンツはトヨタの約2倍あるとされる。
  • テスラは超合理性生産により、高い利益率(12.1%)を確保。生産台数が上がってきたら、各メーカーの本格的な脅威となるが、電気自動車の将来性は未知数。
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